バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン20 『風立ちぬ』 2013.07.26 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 原作・脚本・監督:宮崎 駿 声の出演:庵野秀明/瀧本美織/大竹しのぶ/野村萬斎 ほか 現在、シネプレックス平塚ほか東宝系にて公開中。 『崖の上のポニョ』以来、5年ぶりとなる宮崎駿監督最新作。空飛ぶ物にひたすら憧れを抱く青年・堀越二郎は、夢の先達ともいえるイタリアの飛行機設計者ジャン二・カプローニを敬愛し、出会うことのないまま夢想の中で友情を育んでいく。そんな、どこか自己完結な二郎の人間関係は、菜穂子という少女とのふれあいを通して現実の世界を知る。時代の要請ゆえに、二郎の夢は戦争の兵器である零戦の設計へと昇華していく。一方で、結核に侵されながらも残り少ない生を二郎への愛に捧げる菜穂子。純真とは時に残酷で傲慢なものだ。二郎は戦争という時局とは無縁に夢に邁進し、菜穂子の身を慮りながらも、けして仕事を投げ打ってまで彼女に寄り添うことはない。やがて、愛する者を失い、敗戦後、残骸と化した零戦の山に佇む二郎は、まぎれもなく青春の挫折者だ。それでもなお、彼は残りの人生を愛する者の記憶と共に生きねばならないのだ。「風立ちぬ、いざ生きめやも」 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。 映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly 親子で叶えたプロの夢プロサーファー 浜瀬 海 君 前の記事 進和学園としまむらストアー施設外就労で連携 海外の福祉関係者らの視察も 次の記事
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