バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン21『テシス 次に私が殺される』 2013.08.09 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 脚本・監督:アレハンドロ・アメナーバル(1995年/スペイン) 出演:アナ・トレント/フェレ・マルティネス/エドゥアルド・ノリエガ ほか 現在、単品発売は絶版。TSUTAYAの発掘良品で是非リクエストを! 冒頭からゾクゾクする。ヒロインの女子大生アンヘラ(『ミツバチのささやき』の美少女アナ・トレントが三十歳の妙齢で好演)が乗っていた、地下鉄車両が人身事故を起こして停車。降ろされたアンヘラが好奇心を抑えきれず礫死体を覗き込もうと、彼女の主観でカメラが線路へ乗り出す。寸でのところで、駅員が制止する。「映像における暴力」というテーマに魅了されたアンヘラは、指導教授に参考になる映像を貸してくれるよう頼む。ところが、とうの教授が構内で心臓発作を起こして死んでしまう。教授が死の直前まで観ていたらしいビデオを手に入れたアンヘラは、それが現実のスナッフ(殺人)・ビデオだと知る。被害者はこの大学の女子学生だった。アンヘラは、学内一のカルト映像オタクの助けを借りて、恐怖に引き寄せられるように真相に迫る。本作の残酷描写はすべて声や映像の断片のみ。目にする演者の表情から観客は勝手に嫌な妄想を膨らませてしまう。技ありな一本だ。 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。 映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly オーレベルマーレ:#698 まじめ、カッコ良い 前の記事 湘南オリーブはじめました二宮町の新たな特産物奨励事業 次の記事
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