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コネクト:人と繋がるワインの魅力  「ブルゴーニュ魂」主宰 西方 裕次さん

 毎年11月の第3木曜日、全世界で一斉にボージョレヌーボーが解禁される。今年は21日木曜日午前0時がその時だ。
 「といっても1つのお祭りに過ぎないですね」と話すのは大磯町在住、西方裕次さん。株式会社ナクレの代表取締役でワインセミナーを主宰しながらワインやその関連製品の販売を行っている。セミナーは北海道から沖縄まで全国で開催されており、西方さんは忙しく日本中を飛び回る日々を送る。元々ワイン好きだった西方さんは10年程前、退職を機にワインの本場、フランスに渡り日本とフランスを行き来するようになる。ワイン生産者や日本人関係者と親交を深めるうちに「人を集めて何かやってみない?」という話になったのが今の仕事の始まりだ。「最初は3カ月に1回ぐらい。それが月に1回になって週に1回になって毎日に……そんな生活をしていたら再就職できなくなってました」と笑う。そんな西方さん曰く、「ボージョレっていうのは1つのビジネス。解禁日が決まっているってことは裏を返せばその日までには何が何でも販売に漕ぎ着ける、毎年『10年に一度の逸品』みたいな謳い文句が踊る、そういうワインですよ」と。
 一方で「楽しみ方の1つとしてはあり」とも話す。西方さんが話すワインの魅力とは「人との繋がり」。お祭りはお祭りとしてわいわい楽しむのもワインの楽しみの1つというわけだ。「一口にワインと言っても多様化していて1つのカテゴリには収まらなくなってきた。そんな中、ワインの好みが合う人、食の好みが合う人っていうのは根っこの深いところで繋がれる」という。仕事も住まいも年齢も違うけど一緒に飲んで楽しい、そんな人と人の繋がりをワインがもたらしてくれるというわけだ。西方さんにとってワインとは「食の入口」。この先も多くの人とワインを通じて出逢っていく。

(文/編集部 名久井 啓祐・取材協力/モトロッソ)

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