バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン29『ゼロ・グラビティ』 2014.01.17 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 『ゼロ・グラビティ』(2013/アメリカ) 監督・脚本:アルフォンソ・キュアロン 出演:サンドラ・ブロック/ジョージ・クルーニー シネプレックス平塚・109シネマズ湘南ほかにて上映中。 出てくるのは、宇宙空間と宇宙ステーションのコクピットのみ。その上、キャストはほぼ二人きり。さらに、全編リアルタイムで進行していく。シナリオ作家の立場からいえば、こんなに逃げ道のない企画はない。まずはこの恐れ知らずな企画に拍手を送りたい。艦外作業中のスペースシャトルに、ロシアが自動爆破した衛星のデブリ(宇宙船が破損した際の破片など)群が連鎖的に他の衛星に衝突してスペースシャトルを破壊してしまう。生き残ったのは、艦外にいた男女のパイロットのみ。そこから孤独なサバイバルがはじまる。女性パイロットで宇宙飛行初体験のストーン博士は、事故で最愛の子供を失って以来、生きている実感が持てず、精神的にも肉体的にも地に足着かない状態=「無重力(ゼロ・グラビティ)」にある。その彼女が宇宙という真の無重力空間から人類の母なる地球、即ち母性への回帰を果たし、ふたたび生きる意味と価値を取り戻すというのがテーマ。IMAX3D版がオススメです! 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly 源平とその周辺 第2部:第5回 平家の人々 前の記事 緑と青の風 2014:第二回 決意のキャプテン・永木亮太 次の記事
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