地域密着・深掘り型メディア

バニューシネマパラダイス

バニューシネマパラダイス:シーン29『ゼロ・グラビティ』

『ゼロ・グラビティ』(2013/アメリカ)
監督・脚本:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック/ジョージ・クルーニー
シネプレックス平塚・109シネマズ湘南ほかにて上映中。
出てくるのは、宇宙空間と宇宙ステーションのコクピットのみ。その上、キャストはほぼ二人きり。さらに、全編リアルタイムで進行していく。シナリオ作家の立場からいえば、こんなに逃げ道のない企画はない。まずはこの恐れ知らずな企画に拍手を送りたい。艦外作業中のスペースシャトルに、ロシアが自動爆破した衛星のデブリ(宇宙船が破損した際の破片など)群が連鎖的に他の衛星に衝突してスペースシャトルを破壊してしまう。生き残ったのは、艦外にいた男女のパイロットのみ。そこから孤独なサバイバルがはじまる。女性パイロットで宇宙飛行初体験のストーン博士は、事故で最愛の子供を失って以来、生きている実感が持てず、精神的にも肉体的にも地に足着かない状態=「無重力(ゼロ・グラビティ)」にある。その彼女が宇宙という真の無重力空間から人類の母なる地球、即ち母性への回帰を果たし、ふたたび生きる意味と価値を取り戻すというのがテーマ。IMAX3D版がオススメです!
文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。
映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。

 

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
編集部

編集部

WEB編集の管理人です

アウトドア/車/バイク/料理と趣味に追われる日々です。

  1. 第80回 日本選手権競輪GⅠ開催! 平塚競輪

  2. ゴールデンウィーク夜の部  〜昼のアクティビティーだけでなく……夜も楽しもう!〜

  3. THE ATHLETE ザ・アスリート

コメント

この記事へのコメントはありません。

RELATED

PAGE TOP