バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン33『舟を編む』 2014.03.14 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 『舟を編む』 (2013/日本) 監督:石井裕也 脚本::渡辺謙作 出演:松田龍平/宮崎あおい/オダギリジョー/八千草薫/加藤剛 他 松竹より、通常版・豪華版DVDおよびBlu-ray発売中。 『キャプテン・ハーロック』が日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞したおかげで、受賞式を観覧させていただいた。最優秀賞は『風立ちぬ』に持っていかれたが、数多あるアニメ作品の中で優秀作品に選ばれただけでも喜ばしいことだ。実写作品の方では、『舟を編む』が、作品賞、監督賞、主演男優賞はじめ、多くの最優秀賞の栄冠に輝いた。度を越した生真面目さ故に、辞書編集部に配属された馬締は、約24万語にもおよぶ言葉と向き合い、いつ終わるとも知れぬ辞書【舟】を編纂【編む】する人々と出会う。言葉が幾通りもの意味を持つように、人の心も一筋縄ではいかない。馬締は言葉と向き合い、人と向き合い、そして一人の女性との不器用な恋を育んでいく。授賞式のTV放送では、役者陣に割かれる時間が長いためカットされがちだが、実は多くの技術スタッフもその栄誉を讃えられている。晴れの舞台で朴訥に受賞の言葉を述べる彼らこそ、映画という【舟】をひた向きに【編む】人々だ。 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly 源平とその周辺 第2部:第13回 景季の報告 前の記事 うちのコイチバン:ひなママさん 次の記事
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