バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン38『チョコレートドーナツ』 2014.06.06 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 『チョコレートドーナツ』(2012/アメリカ) 監督・脚本:トラヴィス・ファイン 脚本:ジョージ・アーサー・ブルーム 出演:アラン・カミング/ギャレット・ディラハント/アイザック・レイヴァ 他 シネスイッチ銀座ほか、全国順次ロードショー。 70年代のアメリカ。ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」への警察の摘発をきっかけにゲイたちの暴動が起こり、やがて同性愛者たちの権利獲得運動として拡大していった時代の実話。ゲイが集まるショーパブで働くルディは、同じアパートに住むドラッグ中毒の女から育児放棄されていた少年マルコを、恋人と共に引き取る。三人は親子のような絆を育んでいくが、ゲイに対する偏見は厳しく、やがて司法の手がマルコを引き離そうとする。ルディを演じるアラン・カミングは、自らもバイセクシャルとしてカミングアウトしている。ミュージカル俳優としても抜群の歌唱力を誇る彼だが、劇中の設定は口パクシンガー。その理由は最後にわかる。ルディが本当の声で歌いはじめた時、その真実の叫びはあらゆる偏見と迫害に対する、怒りと慟哭の矢となって突き刺さるのだ。 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly ペット自慢:いちご 前の記事 しんわルネッサンス農産品加工場オープン 障がい者の就労支援通じ生きがいに 次の記事
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