バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン39『スイートプールサイド』 2014.06.27 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 『スイートプールサイド』 (2014/日本) 監督・脚本:松居大悟 出演:須賀健太/刈谷友衣子/落合モトキ/松田翔太 他 横浜ブルク13ほかにて公開中。全国順次ロードショー。 青春と「毛」とは切っても切れない関係である。中学生の頃、水泳部の女の子に恋していた。僕より背が高くて男勝りで肩幅もがっしりしていたが、時折見せる女の子らしさに逆にドキッとさせられた。仲良くなって家に電話するようになると、こんなことを聞いた。「いつも水着だと、あれの処理って大変?」思春期真っ盛りのガキは、そんなことで頭がいっぱいだった。本作を見た時、あの頃の自分をまざまざと思い出した。水泳部に所属する年彦は、毛が生えないことに悩む高一男子。同じ水泳部で同級生の綾子から毛深いことへの悩みを告白されて、行きがかり上、彼女の剃毛をしてやることに。その日から、ふたりには誰にも言えない秘密が出来てしまう。それは羨望なのか、恋なのか、めくるめく妄想と陶酔の中で、年彦の綾子の「毛」への執着はエスカレートしていく。僕の水泳部の女子への恋は、友人かと思っていた奴にかっさらわれてあっけなく終わった。年彦のエロなのにピュアな心が、古傷をチクチク刺した。 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly 学生発の七夕みやげ七福神と7菓子店をつなぐ 前の記事 七夕まつりに「縁日」登場!平塚YEGの震災復興支援 次の記事
コメント