震災時や火災現場で迅速に壊れた建物内部に進入するための建物破壊訓練が16日から17日にかけ、平塚市役所旧本庁舎で行われた。訓練には平塚市消防本部の他、藤沢市消防局、茅ヶ崎市消防本部、寒川町消防本部、大磯町消防本部、二宮町消防本部と周辺6市町の消防隊も参加した。
今回の訓練は今年7月に役目を終えた旧本庁舎の解体に伴い実現したもの。鉄筋コンクリート造の建造物を破壊する機会は日頃の消防活動の中でもそうそうあるものではなく、各消防隊は資機材の使用方法や現場での行動など、若手への指導の場として今回の訓練を活用、2日間で延べ100人近くが参加した。日頃、使い慣れないような資機材に若手隊員らは悪戦苦闘しつつも、上長の指導のもと、真剣な表情で訓練に取り組んでいた。2階屋上の床面の破壊に取り組んだ茅ヶ崎消防本部は2時間ほどをかけ床面に穴を開けると満足げな表情を見せていた。
現在、訓練会場となったエリアでは付属庁舎の解体など2期工事が進んでいる。今回の訓練は長年に渡り活躍してきた同本庁舎の最後の宮仕えとなった。
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