バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン43『切腹』 2014.10.24 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 『切腹』(1962/日本) 監督:小林正樹 脚本:橋本忍 出演:仲代達矢/三國連太郎/岩下志麻/丹波哲郎 他 「あの頃映画the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション」にて発売中。 小説を脱稿しました。オリジナル企画なので、出版出来るかどうかも未定ですが、元々、映画化を念頭に置いての作品です。で、その題材が時代劇。同じように、映画用企画を小説化してから映画化の道程を辿った、『のぼうの城』や『超高速!参勤交代』を真似たわけではなく、実はそれ以前からモタモタ書いているうちに先に真似られたってやつです(苦笑)。そんなわけで、今回は僕が最も感銘を受けた時代劇をご紹介。『切腹』は、その物々しいタイトルで腰が引ける向きもあると思われますが、凄惨さよりも静寂さが際立つ作風。ある浪人者が仕官(就職)がかなわず、武士の面目を貫くため、大名家の庭先を拝借して切腹を果たすという。浪人が語る身の上話から、パズルのピースが埋め合わさるように、その真の目的が明かされていく。一幕劇を観るような緊迫感と、上質なミステリーを紐解くような緻密な構成。浪人の溜めに溜めた怒りと悲しみが、マグマのように迸るクライマックスはまさに圧巻。これぞ名作です。 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly 源平とその周辺 第2部:第39回 信房の勲功 前の記事 オーレベルマーレ2014:#728 王者の戦い 次の記事
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