
港地区青少年を守る会(山口恵信会長)は18日、郷土愛を育むことと青少年健全育成を目的とした郷土いろはカルタ大会を市立港小学校で開催した。同大会は今年で36回目を迎えるもので、今年は250人程の小学生らが参加。34人の中学生を含む100人以上のスタッフが運営に携わった。
同大会は36年の長きにわたり途切れることなく続いており、山口会長は「全国の郷土いろはカルタ大会の中でも継続しているのは港地区だけと聞いている」と話している。第1回大会が開催された当時は市販のカルタを使用していたが、現在使われているのは33年前に地域住民が読み札を考え、港小児童が取り札に絵を描いたオリジナルのもの。カルタは「いせいいい せりのとび交う 魚市場」や「札の辻 須賀千軒の 高札場」といった具合に港地区の歴史や文化を色濃く反映したもので、山口会長も「子どもたちに地域のことをより深く知ってもらえたら」と力を込める。
大会に参加した児童らは真剣かつにこやかにカルタを取り合い、学年毎の優勝、準優勝者にはメダルと賞状が、決勝進出者には敢闘賞が贈られた。中には小学1年生から6年生まで毎年参加するような子どももいるという。「その子どもたちが中学生になってボランティアとして協力してもらって、できれば大人になってその子どもたちがカルタ大会に参加して……」と山口会長。加えて「港地区は何かをやるときに地域の人が集まって協力してくれる。そういった地域の良さを大人にも知ってほしいし、それを子どもたちが受け継いでこの先10年20年と続くものになってほしい、そうしていきたいと思う」と笑顔を見せた。
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