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オーレベルマーレ2015:#731 不満を語る人、希望を語る人

0313 オーレ
 多くの人が待ち望んだ開幕戦。湘南が挑む相手は昨季J1の2位浦和レッズ。当然のように客席は埋まり、記者席は溢れ、初めてパイプ椅子での観戦となった。この希少体験を共感しようと話しかけた顔見知りの、市外ケーブルテレビ局のディレクターが「位置も中央で見やすいし、座り心地も良いし、あれ良いっスよね!」と喜んでいたのが印象的だった。
 そして会場の熱気が高まる中、開幕の笛。浦和の巧みな攻守に、負けず劣らずぶつかる湘南。前半36分にはPKで遠藤 航が今季初ゴール。だが41分に失点。同点で折り返した後半も、75分77分と立て続けに決められ、為す術もなく試合終了。
 不満を語る人はいる。浦和のペトロヴィッチ監督も「事前の報道では、どれだけ湘南が旋風を起こせるか、と注目を集めていたが、少しサッカーが分かる方なら、浦和と湘南の違いというのは試合をする前から分かるんじゃないか」と痛烈だった。「J1になんとか残れればいいというチーム」「もう少し現実的に見られたほうがいい」と、湘南地域の報道陣にはグサッ、グサッと刺さるものがあった。
 だが希望を語る人もいる。曺監督はJ1を海原に喩え、「僕たちは豪華客船ではなく、1つしかフロアのない船だけど、荒波が来ても手に手を取り合って向かっていくチーム」と話していた。そう、例え乗り心地の悪い船だとしても、必ず良い部分は見えてくるはずだ。

【写真】PKで今季チーム初得点を決めた遠藤

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