バニューシネマパラダイス バニューシネマパラダイス:シーン48『JUNK STORY』 2015.05.29 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 『JUNK STORY』(2015年/日本) 監督:佐藤太 出演:hide、YOSHIKI、(from X JAPAN)、I.N.A.他 ナレーション:塚本高史 シネマライズほかにて上映中。 「お前のモノは俺のモノ。俺のモノは俺のモノ。自分と僕と同じ玩具を買ってもらって、僕のは壊し用で。大嫌いでしたね」。ジャイアンさながらの体形をした男の口から出る言葉は、まさにジャインアンそのものだ。hideの弟で、現在もhideが立ち上げた会社の社長を務める松本裕士は、少年時代の兄をそう語る。X JAPANのギタリストで、ソロとしても、90年代のミュージックシーンを駆け抜け、急逝したhideの足跡を、彼に影響された人々へのインタビューと生前の映像で紡いでいく。弟同様に肥満児だったhideは、ギターとの出会いからパフォーマーとして見違えるような変貌を遂げていく。自らにも仲間にも高い水準を求めるあまり、衝突も絶えなかったが、素顔のhide=松本秀人は、ロックという祭り騒ぎが大好きな、寂しがりやの少年だ。裕士もまた兄の祭りに巻き込まれ、虜になった1人だ。ところが、祭りの後の寂しさに耐えられない兄は、宴もたけなわに姿を消してしまう。そして、彼の始めた祭りは、今も多くの人々の中で続いている。 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly 私は今:内田 潤さん 前の記事 今年の織り姫、その素顔プロレスラー、下町育ち、藝大卒など個性豊かな3人揃う 次の記事
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