
高砂香料工業株式会社平塚工場(伊藤裕司工場長)では10日、平塚市消防本部および平塚市消防団と連携した災害対応訓練が行われた。同訓練は毎年、危険物安全週間(6/7~13)に合わせて市内事業所を会場に持ち回りで実施されているもので、今年の訓練は「事業所自衛消防隊と連携し、実際の火災を想定して初期対応から消火活動までを実施する」として、自衛消防隊を組織している同社が選ばれた。訓練には同社から約160人、市消防本部と消防団から約40人の計200人が参加した。
今回想定された状況は「工場(フレーバー製造棟)から火災が発生。付近の危険物施設へ延焼の危険あり」というもの。訓練では同社自衛消防隊が初期消火活動にあたり、その後市内の消防署や消防団から駆けつけた指揮車、はしご車、化学車、ポンプ車なども加わり鎮火する、というシミュレーションを行った。訓練後の閉会式で、市消防本部の小林消防長は「起きてはいけない火災がもし起きてしまった時、重要なのは初期消火。体の病と一緒で、早い内に対処しないと大災害につながってしまう」と講評。
また同社の伊藤工場長は「フレーバー製造棟の火災から2年と2ヶ月が経ちますが、弊社ではこれを教訓に4/10を『安全の日』と定め、安全を優先してきました」と、平成25年4月10日に同所で発生した火災事故について触れた。そして「今回の訓練では戒めの為、敢えて『赤色灯の点灯とサイレン使用』をお願いした」とし「二度と近隣の方々に聞かせない、と誠心誠意、安全管理に努めていく」と決意を新たにした。
ニュース
コメント