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みんなで防いだ振り込め詐欺 功労者表彰 受け子に間違われた珍事例も 平塚警察署

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 振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして平塚警察署(綿引直也署長)は8日、市内の金融機関・職員と一般市民に対し、合わせて5件の表彰を行った。
 団体で表彰されたのは平塚御殿郵便局と湘南農業協同組合土沢支所の2団体。同郵便局では先月10日、慌てながらATMを操作する女性に対し、振り込みの理由を聞くなど具体的な確認をして息子を騙った詐欺を未然に防止した。また同支所では先月23日、高額の貯金を引き出しに訪れた夫婦に対し同様の声掛けを実施して防いだという。
 さらに、個人で表彰された平塚山下郵便局局員の長島佳代さんは先月19日、定期の解約に訪れた女性に対し、積極的に声を掛けて防ぎ、平塚信用金庫須賀支店職員の石黒香奈子さんは先月22日、高額の預金を引き出しに訪れた女性に対し声を掛け、孫を騙った詐欺を防止した。
 一方で、舞台が金融機関ではない珍しい状況で未然防止に貢献した功労者も表彰された。平塚済生会病院に勤務する笠原 満さんの場合は、手渡し型において現金を受け取る役のいわゆる「受け子」に間違われたという、綿引署長曰く「非常に稀なケース」の事例だ。
 先月10日の18時頃、勤務先近くの立野町児童公園で一休みしていた笠原さんは1人の高齢者の男性に声を掛けられた。男性のキョロキョロした挙動や「息子の上司が来る」といった言動に「もしや」と、ぴんと来た笠原さんは事情を詳しく聞き、平塚署に通報。その後署員が駆けつけ、男性の息子と連絡が取れたため詐欺と分かり、被害防止に繋がったという。 笠原さんは「こんなに身近な場所でそんなことが起こるとは……」と驚いていた。綿引署長は「よく、ぴんと来られました。警察も色々なキャンペーンを実施し効果はじわじわと出てきていますが、詐欺はまだまだ発生しており十分ではない」と気を引き締めた。
【写真上】表彰される笠原さん
【写真下】綿引署長(右端)と表彰された金融機関のみなさん
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