
北関東と東北に大きな浸水被害をもたらした台風18号。今回平塚市、大磯町、二宮町では大きな被害は出なかったが、平塚市では、広い範囲で浸水した去年の台風18号を教訓に対応を見直し、被害が出た場合に備えていたという。
今回の台風18号では、市内の7ヶ所で水防団待機水位を超え、このうち2ヶ所では急激に水位が上昇。これを受け市は11時30分、避難勧告が出た場合の避難所となる岡崎小、土屋小、土沢中の3ヶ所に職員を配置して避難所開設の準備をするよう指示した。その後土砂災害警戒情報が発表される可能性がなくなったことから15時45分に指示を解除した。
また16時20分には、相模川の神川橋で最大水位が5.89mとなり、避難勧告を検討する「避難判断水位」を超えたものの、これは上流の城山ダムの放流によるもので、市でははん濫の危険性は低いと判断。その後同日夜には通常の水位に戻った。
この他、去年の台風の際には13ヶ所で崖崩れが発生したことから、今回は土砂災害の危険性が高い「急傾斜地警戒箇所」など29ヶ所を消防署の職員が巡回したが、いずれも異常はなかったという。
市災害対策課の山田 透課長は「浸水被害が予想される場合に『自分は大丈夫だろう』と考えることなく、情報を集めて早目の避難を検討してほしい」と呼びかけている。
なお市では、大雨等で防災無線が聞こえにくい場合に備えて、電話でその内容が確認できるテレフォンガイド、市のホームページ、メール配信、ツイッターなどの方法でも防災情報を発信している。
【写真】9日、増水した相模川と浸水した長瀞スポーツ広場(平塚市提供)
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