
反町康治氏が湘南の監督だった頃。反町監督がしばしば演出する試合終了間際の同点劇・逆転劇は「湘南劇場」と呼ばれ、スタジアムを盛り上げていた。
その反町監督率いる松本をホームに迎えた一戦。試合を通じて前線から激しくプレスを掛けてボールを奪い、素早くゴールまで迫る「湘南スタイル」を披露したのは松本のほう。16分に先制した後も再三湘南ゴールを脅かした。
だがこの日の湘南は、お株を奪われてタダでは終わらなかった。ドラマは後半ロスタイム。三竿のCKから遠藤が頭で押し込み土壇場で同点に追いつき、スタジアムに充満していた観客のため息と悲鳴は歓声と拍手に一変。反町監督ばりの見事な湘南劇場で終演させた。
松本とは来月10日の天皇杯3回戦で再戦する。リーグ戦も残りあと7試合。逆転でも、点の取り合いでも、先制逃げ切りでも良い。今季の公式戦で度々披露してきたしぶとく勝ち抜く「新・湘南劇場」で、4回戦進出もJ1定住も決めてくれるはずだ。
【写真】遠藤が同点弾を決めたセットプレー。GK秋元も参加するなど全員攻撃で得点した
TEXT:藤井 亮 PHOTO:湘南ベルマーレ
オーレベルマーレ
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