
いよいよ始まるマイナンバー制度(社会保障・税番号制度)。来年1月より、行政機関で社会保障や税関係の手続きを行う際には、各個人ごとに付与された番号、いわゆる「マイナンバー」が必要となり、その番号は、来月より順次郵送される「通知カード」により通知される。これにあたり今週は「最近よく耳にするけど、そもそもマイナンバーって何?」といった疑問を解決するため、平塚市の担当課に話を聞いた
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、平塚市市民課の今野さんへのインタビューを紹介。今回の番組は9/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
各種手続きが簡素化
── そもそもマイナンバーとは何なのでしょうか。
「住民票のある、全ての方に付与される12桁の番号のことです。生涯使用する大切な番号となります」
── 対象となるのは?
「外国籍の方でも、赤ちゃんでも、『住民票のある方全て』が対象となります。海外に出国されている方は、帰国時に付番されます」
── 何に使うのでしょうか。
「社会保障、税、災害対策などの手続きで個人を特定する番号として活用されます。導入後は、複数の機関でそれぞれ管理されている情報が『マイナンバー』1つで同一人物のものであることを効率的に確認できるようになり、利便性が高まります」
── なるほど、これまでバラバラだった情報が1つの番号で紐付けられるわけですね。ですが、我々にはメリットがあるのでしょうか。
「平成29年7月からITの活用により他の市町村等と住民票関係や税関係など様々な情報が連携される予定なので、窓口で提出する書類が簡素化されます。また、公平、公正な社会が作られる基盤となります」
── マイナンバーがなぜ公平、公正な社会を作るのでしょうか。
「円滑な情報連携により『所得』や『福祉サービス等の受給状況』などが正確に把握しやすくなり、市民の皆様がきめ細かな支援を受けられるようになります。同時に、不当に税金や健康保険料の負担を免れることや、生活保護の不正受給などの防止に役立てられます」
通知カードと個人番号カード
── 利用開始となるのは来年1月からとのことですが、番号はどのようにして付与されるのでしょうか。
「番号は、来月より簡易書留で世帯ごとに発送される『通知カード』により通知されます」
── 通知カードの機能は?
「通知を目的とした紙製のカードですので、マイナンバーを確認するための書類としては使えますが、本人確認書類としては使えません。ですから番号を使用する場合は、運転免許証等の本人確認書類と合わせて提示する必要があります。但し、希望者には、本人確認書類としても使える『個人番号カード』が来年1月以降交付されます」
── 個人番号カードとは?
「情報を電子的に記録できるプラスチック製のICカードです。希望者の申請により作成されるもので、初回交付については手数料が無料となっています。なお、このカードは『番号の確認書類』と『本人確認書類』の両方の役割を果たしますので、マイナンバーが必要な手続きは、これ1枚で可能です」
むやみに教えないで
── 個人情報に関する新たなシステムということで、不安の声も聞こえてきますが。
「個人情報を新たに1カ所に集約するというわけではありませんので、情報はこれまで通り、各担当部署でしっかりと管理されます。またカードには、プライバシー性の高い情報は記録されません」
── 注意すべきことは?
「法に基づき、様々な安全管理措置はとられますが、手続き以外ではむやみに人に教えないでください。但し、勤務先となっている事業所については給与や健康保険、雇用保険の手続きで番号が必要となるため、従業員は本人と扶養家族の番号を届ける必要があります。当然事業所には、情報漏えい防止の安全管理措置を講じる義務が発生します」
── では最後に、その他気になることや質問がある場合は、どこで答えていただけますか?
「平塚市では、小冊子『マイナンバー制度Q&A』を市民課、保険年金課などの各窓口、地区公民館など公共施設で配布しています。また、コールセンターも開設しますので、そちらへお問い合わせください」
── お忙しい中、ありがとうございました。
◇コールセンター(全国共通ナビダイヤル☎︎0570-20-0178)
◇平塚市マイナンバーコールセンター(10/1~)☎︎0570-020-678
◇大磯町(町民課)☎61-4100
◇二宮町(町民課)☎︎71-3311
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