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平塚ゆかりの作家 中勘助 飼い犬との交流が紙芝居に

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 小説『銀の匙』で知られる作家、中勘助は、大正の終りから昭和の初めまで7年あまりの間、主に平塚に住んでいた。その暮らしを綴った随筆『しづかな流』を元にした紙芝居「中さんと犬のタゴ」が地元のボランティアによって製作された。
 この紙芝居は、市民グループ「平塚ゆかりの作家 中勘助を知る会」が幅広い世代に中勘助のことを知ってもらおうと、ボランティアで紙芝居を製作する丸島隆雄さんに依頼して作られたもの。主な登場人物は中と、『しづかな流』に出てくる飼い犬の「タゴ」。容姿がみにくいとして最初はあまりタゴを可愛がっていなかった中が、共に暮らす間に愛情を感じるようになり、病気やケガで衰弱したタゴを一生懸命看病するというあらすじで、丸島さんは「中のタゴに対する心の移り変わりを表現したかった」と語る。絵は、黒いタゴが引き立つようにと黒の色鉛筆だけで描かれている。
 この作品は、今月27日(日)のひらつか市民活動センターまつりで、13時から初上演される。「中勘助を知る会」の飯尾紀彦さんは「これまで講演会や文学散歩といったイベントを実施しており、年配の人は知っている人もいるが、子どもやその親の世代にも中勘助のことを知ってもらいたい。今後は市内の図書館などでも上演できたら」と話している。◇問い合わせ=同会事務局(飯尾さん)☎︎31-4691
【写真】(左から)紙芝居を作った丸島さん、「中勘助を知る会」の飯尾さん

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