
来月6日の今年の大会で第10回目を迎える「湘南国際マラソン」。節目となる記念大会を前に、大会実行委員長の河野太郎氏とゲストサポーターの徳光和夫氏、大会事務局長の坂本雄次氏が座談会を行った。大会の「これまでの10年」と「次なる10年へ」。今週は、その座談会の一部を紹介する。聞き手は今大会ステージ司会者の岩澤昌美氏。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、座談会の一部を動画で紹介します。今回の番組は11/23(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
これまでの10年
徳光 大会を始めようというきっかけは何だったんでしょうか。
坂本 私は茅ヶ崎の生まれでして、小学5年生まで茅ヶ崎にいました。職場も大船~鎌倉近辺でしたので、湘南海岸付近が常に身近でした。そんな美しい海岸線を市民ランナーに走ってもらいたいとの強い願望があったんです。そんな時、行きつけの床屋の親父さんから神奈川陸上競技協会委員の河野さんを紹介してもらい、その後も偶然3回バッタリお会いして。
徳光 これは何かの縁だと。
坂本 この人にお願いするしかないと。実はそういうことなんです。
河野 当時、県内にはフルマラソンの大会が無かったんですね。県陸協でも「フルマラソンやろうよ」との声もあり、随分手伝って頂いて、おかげさまで10回目まで来ることができました。
──過去9回で、大会当日に雨に降られたのは1回だけなんですね。
河野 11月3日は晴れの特異日なんですよね。
誰もが楽しめる大会へ
──第2回には台風の影響もありましたが、比較的天候には恵まれてきました。そして参加者の数、参加者の層もぐんぐん広まり、種目も増えました。
坂本 第1回目は「フルマラソン」と「10km」のみでしたが、その後、第4回大会から「ビーチサイドウォーク」、第5回から「ハーフマラソン」、第8回から「ファミリーラン」と増やしていきました。
徳光 今や「会場に来れば誰もが楽しめる大会」になっていますね。
──第10回大会では色々な企画があがっています。まずは「大会シンボルを発掘! 湘南ジェーンを探せ」ですが、その狙いは。
河野 近年増えた女性ランナーの方に、湘南ランナーの代名詞になって頂きたいというのが狙いです。
坂本 大会は準備段階だけでも開催発表や募集など多くの事前イベントがあります。ジェーンの方には10回大会はもちろん向こう1年、「親善大使」的な役割を担ってもらいます。
──また今回は、大会オフィシャルソングの公募も企画されました。
坂本 湘南らしいイメージを感じさせるような楽曲を、マラソンや湘南が好きな人から募集するという発想です。
河野 大会ではランナーの皆さんに西湘バイパスを走りながら聴いて頂いて。
徳光 大会が産声を上げた時にはこんなにもなるとは思いませんでした。関わる色々な人たちの自由な発想から、種目も企画も広がっています。「湘南」という開放感のある土地柄が色々な企画を誕生させるのでしょうね。
次なる10年へ
──昨年から実行委員会の主催で、全国のマラソン事務局、ランナー、ボランティア、メディア、関連機関が集まり情報交換や意見交換を行う「市民マラソンサミット」が開催されています。
坂本 全国のマラソン大会の現場に関わる方々と共に、運営予算、体制、救護、ホスピタリティなどテーマを掘り下げて議論しています。出てきた方向性は、アメーバ的に広がり、啓蒙されていきます。
──また、次なる10年の展望として「海外マラソンとの提携」が挙げられているんですよね。
坂本 「湘南国際マラソン」の名に即し、国際交流を今以上に増やしたいと、現在、オーストラリアのゴールドコーストマラソン事務局とお話をしている所です。
河野 今や海外からの観光客が2000万人弱と言われていますから、湘南でマラソンを走って、日本を観光して帰る、という参加形態が海外ランナーに根付いていけば、と思っています。
──では徳光さん、10回大会を目前にしたランナーの皆様へ。
徳光 私自身も70歳で24時間マラソンに挑戦した経験から言いますと、走るために、日常から健康に気をつける、走ることで体力だけでなく、心に栄養がつきます。ぜひ走ることに挑戦してください。また、風光明媚な湘南は日本一。キャッチコピー風に言うと、「唇にはサザンを、眼には江の島と富士山を、君は今湘南の風になる」という感じですね。
──坂本さん、大会を支える約3000人のボランティアの皆様へ。
坂本 大会には、本当にボランティアの皆様の力が大きいんです。3000人の皆様が1人あたり10人の参加ランナーに笑顔で接して頂き、そのランナー10人が笑顔で返せば、3万個の笑顔が交差します。まさに1人ひとりの笑顔が大会を作ります。ぜひ1人10人にステキな笑顔を見せてください。宜しくお願いします。
──河野さん、スポンサーの皆さんや湘南地域の皆様へ。
河野 大会はスポンサー企業の皆さまのご支援がなければ叶わなかったと思います。大会のブランド構築も企画も資源分別活動も、改めて御礼申し上げます。地域の皆さんには「年に1日、車が通らなくて空気がきれいになって良い」と言いながら沿道で応援頂く方も多くいらっしゃいます。皆様に楽しんで頂けるマラソンにしていかねば、と思っています。どうぞご支援宜しくお願い致します。
──今日は有り難うございました。
えとき:
【写真提供=湘南国際マラソン実行委員会】
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