
フィリピン共和国シキホール州(シキホール島)において島民のための水道設備を設置するなどの慈善事業を行ってきた平塚湘南ロータリークラブに対し、同国のベニグノ・アキノ3世大統領から感謝状が贈られた。感謝状は19日、大磯町内のホテルで開かれた同クラブの創立25周年式典で披露された。
シキホール島は、元々平塚市の小学校教諭だった原田淑人氏が定年退職後に移住した島。原田氏と親交のあった同クラブは、現地の子どもたちの教育環境改善に取り組んでいた同氏の活動に賛同。これまでに約900人が水汲みから解放される貯水タンクの設置や、約3000人が衛生的な飲料水を確保できる水道設備を設置してきた。
同クラブ会員をはじめ河野大臣や落合市長も臨席した創立25周年式典では、現地の州知事や子どもたちからのビデオレターが紹介された。原田氏が代読した大統領の感謝状には「我が国民に対する親切な行為に感謝の意を表します。あなた方の寛大さは、フィリピン人の心にしっかり刻まれています。それは、シキホールの若い世代の記憶となり、平塚との友情は末長く続けられることでしょう」とあり、同氏は感涙にむせびながら読み上げていた。
なお式典では、同クラブがこれまでに慈善事業や寄付活動を行ってきた県立平塚盲学校(名執宗彦校長)、県立平塚養護学校(柴山洋子校長)、県立湘南養護学校(藤井高志校長)からも感謝状が贈られた。
【写真】(左から)河野大臣、感謝状を持つ原田氏、平塚湘南RCの吉野龍彦会長
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