
近年、平塚・大磯・二宮で増えてきた朝市。ただ同じ「朝市」といえども、それぞれの特色があり、主催する人の思いがある。週末の朝に気軽に出かけられる近くの朝市、あなたはいくつ知っているだろうか?
朝市が増えてきた背景には、市を開く人たちの多くが「自分の住む地域を盛り上げたい、元気にしたい」と考え、市を通じてまちの活性化を目指していることが挙げられる。また来場者にとっては、地元の新鮮な食材が近くで手に入れられる他、商品の売り手・作り手の顔が見えて安心感があったり会話を通じて交流ができたりという魅力もある。
人気の大磯市
数ある朝市の中で、始まってから5年にもかかわらず県内最大級の規模となったのが、大磯港で第3日曜日に開かれる「大磯市」(9時から14時。漁港の朝市は整理券配布8時、販売開始9時)。地元の野菜や鮮魚、町内の店舗が出す商品に加え、パンや菓子等の食品、作家の作る器やアクセサリー等の小物・雑貨など今や180店以上が参加する。実行委員会では当初から市を若い人のチャレンジの場として、それをきっかけに町中に人を呼び込み、いずれは定住に繋げたいと取り組んできた。その中から市の出店者の作品を集めた常設の店舗「つきやま」や、町内のギャラリー・カフェが大磯市に合わせてイベントを行う「大磯サンデーアートウォーク」が始まるなど、まち作りの新しい動きが出ている。
この大磯市と棲み分けを図ろうと、新年度から日程を変える予定となっているのが平塚市主催の総合公園で開催されている「湘南ひらつかふれあいマーケット」(7時から8時)。長い間毎月第3日曜日開催としてきたが、大磯市と日程が重なり、市によれば出店者も来場者も共に減ってきているとのことで、4月以降は第4日曜日に変更し、出店者増を図るという。
様々な特色
また毎月第2日曜日に平塚市の湘南海岸公園で開かれる「SunSunマルシェ」は特にファミリー層を意識し、他の市に比べ遅い10時からの開始となっている。クラフトやフードに加えて体験型のワークショップ(ヨガ、ラグビー教室、お絵描きなど)が多いのも特徴。70~100店が出店し、広い芝生の上でピクニックしたり、子どもを公園で遊ばせ親も買い物で楽しめたりと、「家族でゆったりした時間を過ごしてほしい」と運営スタッフは話している。
この他、二宮町では毎月第1日曜日(1月除く)に「二宮ラディアン花の丘公園みんなの朝市」(7時から9時)が行われている。出店者は野菜、菓子、惣菜の他、手作り小物などの町民参加枠を合わせて約40店。小学生が商品を考え、製造・販売も行う「子ども朝市」を実施したり、ラジオ体操の参加10回で500円分の買物券と交換するなど、地域に密着した市にしようと工夫をこらしている。
この他にも特徴ある市やマーケットが各地で開催されている。冬も終わって少しずつ気候が良くなり朝市もより楽しめるようになってきた。週末のお出かけ先に加えれば、今まで気づかなかった地元の魅力が見つかるかもしれない。
朝市スケジュール
【第1日曜日】
二宮ラディアン花の丘公園みんなの朝市(1月除く・詳細はfacebookページで)
【第2・4土曜日】
二宮 海の朝市(4月~11月、8時~梅沢海岸、問い合わせ=二宮町漁業協同組合☎71-1006)
【第2日曜日】
SunSunマルシェ(詳細はHPで)
【第3日曜日】
大磯市(詳細はfacebookページで)
【第4日曜日】
湘南ひらつかふれあいマーケット(4月以降・詳細は平塚市のHPで)
湘南クラフトマーケット(10時~15時・OSC湘南シティ1Fオープンモール、詳細はfacebookページで)
【写真TOP】
大磯市(大磯町提供)
【写真左から】
ふれあいマーケット(平塚市提供)/ワークショップの様子(サンサンマルシェ提供)/みんなの朝市(二宮朝市facebookより)
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