
明治時代、視覚障がい者の教育と自立のため力を尽くした秋山 博の墓前祭が20日、今年も墓地のある寂静寺(平塚市南金目)で執り行われた。
秋山 博は江戸末期に現在の平塚市岡崎で生まれ、13歳で天然痘のため失明した。その後鍼灸師となり、技術の高さで遠方からも患者が来るようになったという。
そして視覚障がい者に技術を教えて自立を促そうと運動を始めた。金目地区の民権家らの援助を受け庶民からの寄付も集めて、明治43年に旧金目村に私立中郡盲人学校を開校。それが後に県立平塚盲学校となった。
20日の墓前祭には、同校の関係者や地元の人など約70人が参列。読経の後には、地元の小中学生から募集した福祉についての作文の優秀作品が朗読された。主催したエコミュージアム金目まるごと博物館委員会の米村委員長は「子ども達に秋山さんのことを知ってもらって、地域に誇りを持ってほしい」と話していた。
【写真上】秋山 博氏(県立平塚盲学校所蔵)
【写真下】墓前祭の様子

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