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海があるまちの自慢の味春のしらす漁が盛りを迎える

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 4月30日は「湘南しらすの日」。春のしらす漁が真っ盛りを迎えている「4月ラストの日」に掛け、また、その日は多くの家庭の食卓にしらすを出してほしいと願いを込めて神奈川県しらす船曳網漁業連絡協議会(杉山 武会長)により定められた記念日である。制定から3年が経つが、この湘南の名産品、皆さんはどれほど食べているだろうか。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では丸八丸杉山さんへのインタビューの様子や、しらすの「食レポ」をお送りします。今回の番組は5/2(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
 湘南しらすとは相模湾でシラス漁を行う漁業者でつくる同協議会により築かれたブランドで、平塚においては水揚げ量1位のサバに次いでアジ、イワシと肩を並べる揺るぎない名産品である。
 相模湾におけるシラス漁は、古くは明治20年頃から三浦半島沿岸で始まったとされている。昭和時代後半に入ると魚群探知機や揚網機が導入され、効率化が図られた。江戸時代末期から続く漁師の6代目、杉山 武さん(55)が代表を務める「丸八丸」も、父の代からシラス漁を始めたという。現在は同協議会の会長も務めている杉山さんに、湘南しらすの魅力を聞いた。
色とりどりの味
 商品として杉山さんの丸八丸が取り扱っているのは8種類。消費期限を当日限りとし、その日に獲れたものしか出ない「生しらす」をはじめ、水揚げされてからすぐに茹でられる「釜揚げしらす」や、乾燥させた「しらす干し」「ちりめんじゃこ」「たたみいわし」「ごまめ」。その他「つくだ煮」や船上で特製のたれに着けた「沖漬け」などバラエティー豊か。一つ一つ解説するときりがないが、どれ1つとってもそれぞれ丁寧につくられ、それぞれの旨味がある。ではなぜ、一般的に「美味しい」と言われ、長い間愛され続けてきたのか。それには理由がある。
美味しさの秘密
 相模湾では県内40ヶ統の漁業者によりシラス漁が行われており、全ての所で「水揚げ」した漁業者により「加工」も「販売」も行われているという。美味しさの答えは、ここにある。杉山さんによれば、そのように「食べる人の顔が見える」状況にあれば、当然「良いものを提供したい」となることから、必然的に「鮮度の良いものを出している」のだという。
 新鮮なものが美味しいのは自然の理。これが湘南しらすのロングセラーたる秘訣である。杉山さんは「県内40ヶ統、色々な港にシラスを獲っている漁業者がおります。ぜひ地産地消で、その土地のシラスを味わってほしい」と話している。
 海のあるまちに住んでいるからこそ楽しめる味。ぜひ4月30日は地元の宝を食卓に。
◇丸八丸☎︎0463-22-7260
【写真TOP】
生しらす
【写真下左から】
釜揚げしらす/つくだ煮/沖漬け/丸八丸の杉山さん

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