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伝統的な器から現代作家の造形作品まで 名品でたどるガラス工芸 平塚市美術館

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 近世から現代までのヨーロッパと日本を中心とするガラスの名品を集めた「華麗なるガラス工芸の世界ーヴェネツィアから現代まで」が平塚市美術館で現在開催中だ。
 この展覧会で展示されているのは、17世紀のヴェネツィアの職人による繊細な器から、フランスにおける19世紀末のアール・ヌーヴォーや20世紀初めのアール・デコの影響を受けたものの他、日本の近代ガラス工芸の初期の作品など合わせて122点。 このうち、アール・ヌーヴォーを代表するガラス作家エミール・ガレの『昆虫文双耳花器』は植物や昆虫が描かれ、自然に愛着を持っていたガレの作風をよく示している作品。またアール・デコ時代のルネ・ラリックの『花器・バッカスの巫女』はラリックの彫刻的作品の代表の1つ。
 この他、自由な発想で作られたオブジェのような現代のガラス作家の作品もあり、同館では「その時代の流行を取り入れたガラスのデザインの変遷をたどることができます」と話していた。
 この展覧会は6月19日まで開催(月曜休館)。また5月14日(土)6月5日(日)には担当学芸員によるギャラリートークが行われる。
◇観覧料=一般800円、高大生500円
◇問い合わせ=同館☎35-2111
【写真下】昆虫文双耳花器/花器・バッカスの巫女

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