
活断層が大きく動いたため甚大な被害が発生したと考えられている今回の熊本地震だが、平塚市と大磯町、二宮町の周辺にもいくつもの活断層が存在する。これらの活断層について平塚市博物館に聞いた。
この地域で大きな地震の震源となりうると国が評価しているのは、大井町付近から小田原市を経て相模湾内に至る「国府津ー松田断層帯」と津久井町から平塚市までの「伊勢原断層」、山北町から静岡県御殿場市付近に至る「塩沢断層帯」の3つ。
また大磯丘陵は隆起が活発な点で世界有数の場所とのことで、周辺では丘陵北側の「小向断層」と西側の「生沢断層系」など多くの活断層が存在している。
同館の野崎 篤学芸員によれば、大部分の活断層について、一定の年月の間に断層がどの程度動いたかは分かるものの、最後にいつ活動したかや活動周期についてはよく分かっていないという。このため活断層による地震がいつ発生するか予測することは非常に難しい上、活断層から離れた場所であっても大きな被害が出る場合もあり、野崎学芸員は「危機意識を持ち常に地震に対する備えが必要です」と呼び掛けている。
同館では地震と市内の地盤に関する展示を常時行っているほか、2007年に開催した特別展「平塚周辺の地盤と活断層」の図録と平塚周辺の地盤図を販売している。
また県のHPでも主な活断層のマップを見ることができる。
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5152/
ニュース
コメント