
県住宅供給公社は、開発から50年が経過した二宮町百合が丘の二宮団地で団地再生事業「湘南二宮 さとやま@コモン」を始めるとして、そのスタートを記念する植樹祭が7日行われた。
約70haの同団地には、公社の賃貸住宅や戸建て住宅などおよそ1900戸が建てられているが、古いものは入居から約50年が経過し、住宅の老朽化や高齢化、空き家の増加も問題となっている。このため同公社では入居促進を図ろうと、二宮町や地域と連携して新しい魅力づくりを進めるための再編事業を始めることとなった。
植樹祭には公社の猪股篤雄理事長や村田邦子町長の他、子ども連れの住民らも参加し、町内の農場から提案されたオリーブの木20本を団地内の斜面に植えた。事前に公社の職員によってお茶の木100本も植えられており、参加した人は「大きくなるのが楽しみ」と話していた。公社では将来、オリーブやお茶を地域の人と一緒に収穫、調理や加工することを考えているという。
再編事業では、共同農園や共同キッチンを整備して地域の人と共に収穫した作物を調理し味わえるようにするなど団地と地域の新たな魅力づくり、老朽化した部屋を大規模に改修するリノベーション制度の導入による入居促進、現在28棟856戸の賃貸住宅を18棟580戸に減らす団地のコンパクト化などが検討されている。
なお今月28日には公社の所有する水田での田植えが、また6月には竹林整備とたけのこ狩りが予定されている。
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