バニューシネマパラダイス バニュー・シネマ・パラダイス:シーン63『64-ロクヨン-前編』 2016.05.13 Post Share Line この記事のタイトルとURLをコピーする 『64-ロクヨン-前編』 監督:瀬々敬久 脚本:瀬々敬久/久松真一 出演:佐藤浩市/永瀬正敏/綾野剛/榮倉奈々/三浦友和 他 シネプレックス平塚ほか全国公開中。 昨今の邦画界は、前後編流行である。いずれも長大な物語の面白さを損なうことなく映像化しようとした結果だが、この種の映画には二つの傾向がある。一つは、主人公たちがある課題をクリアしたところで、一旦、話が収束し、最後に新たな課題を提示するもの。もう一つは、大きなドラマのうねりをここぞというところで断ち切って観客の飢餓感をあおるもの。『64』は、一作ごとに山場を設けてはいるが、明らかに後者のタイプ。天皇崩御のため、わずか7日間で幕を閉じた昭和64年。未解決となった少女誘拐殺人事件に囚われながら、「終わらない昭和」を生き続ける人々の苦悩と救済を描いた物語だ。僕はこの作品を前後編ぶっ通しで試写室で観た。佐藤浩市を中心に主役級の顔ぶれが、それぞれの思惑で蠢くさまは『七人の侍』や『戦争と人間』といったインターミッション付き映画を観るような醍醐味を感じさせられた。本作を鑑賞する方にオススメするのは、出来れば後編の公開もはじまったタイミングでハシゴしてでも一気に観るべきだ。圧巻である!! 文とイラスト:竹内清人 1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。 現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。 Post Share Line RSS feedly 新品種「はるみ」、今年も栽培始まる 来年以降はキヌヒカリに変わり主力へ 前の記事 オーレベルマーレ2016:#755 ホームで観たい湘南の勇姿 次の記事
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