
地域の大人を中心としたボランティアが宿題をする小学生を見守る「横内宿題教室」が毎週、平塚市横内公民館で開かれている。
これは横内福祉村が横内小学校の児童を対象に昨年度から始めた事業。同校には外国にルーツを持つ児童が多く、親が家庭で宿題を教えられない場合もあるという。また学区内には放課後に児童を預かる学童保育所がないこともあり、同福祉村では見守りを兼ねて子どもたちの学習を支援しようと取り組んでいる。
今年度4回目となった20日には2年生から6年生までの児童48人が参加し、漢字の書き取りや計算問題などの宿題に取り組んだ。その様子を、同地区に住む教員経験者などのボランティア7人が福祉村のスタッフ6人と共に見ながら、繰り上がりの方法が分からない子どもを教えたり、教科書の音読を聞くなどしていた。時には近くの県立平塚湘風高校の生徒がボランティアとして参加する回もあるとのこと。
母親に勧められ参加したという2年生の女の子は全て宿題を終わらせ、「みんながいるし先生が教えてくれるから楽しい」と話し、ご褒美のキャンディを嬉しそうに選んでいた。
福祉村のスタッフ渡辺美奈子さんは「子どもが分からないときには辞典を渡し『自分で調べてね』と声を掛けることもあり、子どもたちが勉強が楽しいと思えるよう、ちょっとした手助けになれば」と話していた。また同じくスタッフの藤井美千枝さんは「外で会うと声を掛けてくれる子もいます。地域の大人と子どもの関わりを中学生になっても繋げていけたら」と、地域で子どもを見守るきっかけにしたいと期待している。
市によれば、このような福祉村による学習支援は他に岡崎地区と吉沢地区でも行なわれているという。
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