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黒岩知事がトノックスを視察 薄膜太陽電池の導入事例見る

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 県が進めている「薄膜太陽電池普及拡大プロジェクト」の一環で、導入事例を視察するとして先月22日、黒岩祐治知事が株式会社トノックス(平塚市長瀞、殿内荘太郎取締役社長)を訪れ、工場見学や意見交換を行った。
 市内に本社と本社工場を構える同社は、警察車両や消防車両など特装・特殊車両の設計開発、製作をはじめ道路・トンネルの非破壊検査事業などを手掛ける企業。同社の太陽電池設置における特徴として挙げられていたのが「老朽化した大波スレート屋根に設置するための軽量化」である。工場の屋根は昭和50年頃のものとのことで、積載荷重の軽量化が不可欠だったという。
 そこで同社では超軽量太陽電池を採用し、他社と企画した専用のアルミ架台を使用することで軽量化を実現。従来では設置できなかった折板屋根や波型スレート屋根に、比較的安価での設置を可能とした。工場全体で約7000㎡に太陽光パネル約6000枚を設置した同社では、昨年度の1年間で大きなトラブルもなく稼働し、メーカー予測発電量の122%を達成している。発電した電力は全て売電となるが、その量は一般家庭の約400世帯分で、平塚工場における使用量の51%に上るという。
 視察を終えた黒岩知事は「今後は自立型でエネルギーの地産地消ができる分散型エネルギーシステムの導入も進めていきたい」と新たな取り組みについても語っていた。
【写真下】黒岩知事(左)を案内する殿内社長
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