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美味しいバラをつくる横田園芸 横田敬一さん

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 バラのまち・平塚で、「食用バラ」を育てる横田園芸(平塚市城所)の横田敬一さん(50)。これまでにも様々なメディアで紹介されているため、ご存知の人も多いかもしれない。だがそのバラについて、「食べられる種のバラが存在する」のではなく「バラを食べられるように育てている」ということはご存知だろうか。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作されました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」では横田さんへのインタビューやバラの食レポなどをお送りします。今回の番組は8/29(月)まで放送中(12時〜12時40分、19時〜19時40分ほか)。
 バラ農家の3代目という横田さんが食用バラの栽培を始めたのは2009年と、比較的最近のこと。それまでは結婚式用などの観賞バラを栽培していたが、多量の農薬を使用することに違和感を感じていたという。そんな中で、化学農薬や化学肥料を一切使用しない栽培を始め、結果的に「食べても大丈夫なバラ」が誕生した。
安心安全の追求
 品種は「イブピアッチェ」「フェアビアンカ」「ブルーリバー」。そして今年からは、県内でも有数のバラの名所・花菜ガーデンにその名が由来する「花菜ローズ」も仲間入りした。4種類それぞれに色や香り、味の特徴があり、卸している市内のレストランではサラダやケーキなどに使われている。
 では現実問題、化学農薬と化学肥料を一切使用しないという栽培は可能なのか。それは、害虫の天敵を利用したり、でんぷんや水飴、重層などを活用することで実現できているという。「自然のままで、バラ本来の力で十分綺麗に花を咲かせられるんだ、ということも伝えていきたい」と横田さんは言う。
食べるバラがあるまち
 そういった理由からビニールハウス内ではバラと交互に、バラの害虫の天敵が寄ってくるピーマンが栽培されている。ただ、そのためだけではなく横田さんは様々なこだわり野菜をつくっている。テーマは「色」と「形」。「お皿の中を彩る キレイな色 新しい形」を提案しようと、5年前から販売を開始したという。バラの隣で栽培されているピーマンもその一つ、まず色で驚ける「白ピーマン」と「黒ピーマン」。そのまま食べても甘くみずみずしい。何よりも、色の組み合わせが「囲碁のまち・平塚」に相応しい。
 平塚には、そんな創造性溢れる生産者がいる。そしてバラのまち・平塚には、食べるバラがある。もちろん、「食べても大丈夫なバラ」ではなく、「美味しく食べられるバラ」が。
※加工品の「ばらジャム」やピーマンなどの野菜はJA湘南の直売所「あさつゆ広場」(寺田縄)と平塚市役所横のオーガニック野菜直売所「夕陽ケ丘ファーマーズ」(宮松町)で購入できるが、生のバラは一般販売されていないため、希望する人は直接、横田さん(y-kougei@tmail.plala.or.jp)にメールで問い合わせを。
【写真TOP】食用バラの手入れをする横田さん
【写真下】今年初出荷の「花菜ローズ」/「囲碁ピーマン?」な白黒ピーマン

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