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二宮町で住民手作りの音楽祭地域活性化を目指す「音楽ウィーク」の一環

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 今週末から二宮町で、音楽をテーマにした様々な催しが盛りだくさんの「音楽ウィーク」が始まる。地域の活性化を図ろうというこれまでにない新たな取り組みである。そのうち、町立一色小学校(百合が丘2−7)で開催する「一色小で音楽祭り!」は住民による手作りのイベント。高齢化が進む地域の将来を考え動き出した住民は、どのような思いで準備に取り組んできたのだろうか。
 
 音楽祭りの会場となる一色小学校の学区は、高齢化率が36.1%(今年4月現在)と町の平均を4%近く上回る。その中の百合が丘地区は入居から50年が経って住民が高齢化し、空き家も増え人口減少が進んでいる。
 その百合が丘地区の自治会が今年発足50周年を迎えることを契機に、地域を元気にするような事業を行おうという動きが去年夏、会の中で出てきた。
 そこで記念のモニュメント建設や地蔵建立など多くの案が検討されたが、家にこもりがちな高齢者が外に出てきて交流するにはイベント開催がいいだろうという流れに。さらに、老人憩いの家や児童館といった地区内のあちらこちらで、合唱など多くの音楽サークルが活動しており音楽が盛んな土地柄だったこと、子どもから高齢者までみんなが楽しめることから、音楽イベントに決めたという。
 そして自治会の役員たちは、地域活性化には1回限りでなく毎年開催し、地区の恒例行事として根付かせたいと考えた。そのためには、多くの関係者が関わる組織を作ることが必要だと町などに働きかけていた。それを受けて今年、地域と二宮町、百合が丘にある二宮団地を管理する県住宅供給公社の3者で作る「一色小学校区地域再生協議会」が発足し地域活性化に向けた様々な事業をすることに。音楽イベントは同協議会の「文化イベント振興部会」の活動として準備が続けられた。
若い世代にアピールしたい
 その部会長を務めているのが、百合が丘に住んで8年になる三輪太一さん(50)。小学生の子どもを持つ三輪さんは、小学校のクラスも減っている中「子どものいる世帯が入ってこないと人が増えず、地域が衰退するのは目に見えている」と危機感を抱く。
 だから今回のイベントも若い世代が楽しめるものにしないと意味がないと考え「若い世代が子どもを連れて行きたい、子どもに聴かせたいと思うようなものに」という思いで準備を進めてきた。チラシには「小学生未就学児、大歓迎」とうたってステージ前に子ども用のエリアを設けると共に、曲目も子どもになじみのあるものを入れるよう出演者と調整した。コンサートが近づく中、三輪さんは「誰もやったことがないので、どれくらいの人が集まるのか分かりませんが、多くの人に楽しみ、親しんでほしいです」と参加を呼びかけている。

それぞれの地域で

 少子高齢化・人口減少は、多くの地域に共通の課題となっている。その流れを変えたいという動きが今回の音楽祭に繋がった。これを1つのモデルに、自分の住む地域なら何ができるのか、考えるきっかけにしてはどうだろうか。
◇音楽ウィークのイベント
◆「やまゆり里山音楽祭」参加無料
22日(土)~28日(金)
主催・神奈川県住宅供給公社。
28日(金)17時30分開始の本公演(会場・ラディアンホール)には町の紹介動画を作成した「東京ハイジ」が出演、町内の小学生と共に「菜の花畑のニーノ」を歌う。
団地創生シンポジウムも開催。
イベント詳細は同音楽祭HP:http://www.ninoyuri.com/を参照。
問い合わせ=同公社二宮団地現地事務所☎80-9800
◆「一色小で音楽祭り!」入場無料・申し込み不要
30日(日)町立一色小学校体育館
12時30分~百合が丘自治会50周年記念式典
13時40分~コンサート
神奈川フィルハーモニー管弦楽団による弦楽四重奏、一色小出身の「ふたり」石崎紀彦(ボーカル)、町内在住の音楽家が出演。
詳細は町HP参照
問い合わせ=町地域政策課☎71-3311(代表)

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