
大磯町漁業協同組合と二宮町漁業協同組合が今年4月1日をもって合併することになった。
二宮町漁協は最盛期の昭和50年代後半から60年代には正組合員が60人ほどいたものの、年々減少し現在は22人。20人を下回ると解散しなければならないが、80代が2人と組合員の高齢化が進み、漁業を取り巻く環境は厳しく、後継者不足の中新しく組合員が増える見込みも少ない。
これに対し、大磯町漁協は正組合員が32人で、40代、50代も多く平均年齢は約55歳。そこで二宮町漁協は解散を回避するため、隣である大磯町漁協との合併を数年前から検討していた。
そんな中、県と県漁業協同組合連合会から、経営合理化を促すために「将来、県一漁協を目指し、地域の漁協合併を可能なところから順次進める」との方針を示されたことから、両漁協では平成27年2月に合併推進協議会を設置し、本格的に話し合いを開始。そして昨年11月、それぞれの漁協で合併が可決され、今年4月1日に「大磯二宮漁業協同組合」となる。
二宮町漁協の徳江好春組合長は「二宮はいい漁場があり、合併により今後も安心して漁業ができる」と話している。
また大磯町漁協では「合併により組合の資産が増えるので、事業拡大と収益力アップに繋がるメリットがある」と期待を寄せている。
合併後、当面は従来通りにそれぞれの海域で漁を行うものの、将来的には相互に自由に漁場を使うことも検討していきたいとしている。
県は合併を推進し、平成37年度を目標に県内の漁協を一つにまとめる方針。県漁業協同組合連合会では、「地域合併を推進する地域」として両漁協と県東部の地域計3つを承認していたが、今回の合併はこの中で最初となった。
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