『ザ・コンサルタント』(2016/アメリカ)
監督:ギャビン・オコナー 脚本:ビル・ドゥビューク
出演:ベン・アフレック/アナ・ケンドリック/J・K・シモンズ 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
出演:ベン・アフレック/アナ・ケンドリック/J・K・シモンズ 他
シネプレックス平塚他にて公開中。
ジェイソン・ボーン、ジャック・リーチャー、ジョン・ウィック、ロバート・マッコールといえば、近年のサスペンス・アクション映画に登場した凄腕の殺し屋たちの名だ。彼らの正体を知らずにうっかり手を出した者たちは、自滅の道をたどることとなる。本作の主人公クリスチャン・ウルフもその系譜に属する。会計コンサルタントという表の顔を持つ彼は、実は裏社会の会計士であり、殺し屋でもある。ある日、表の顔として大企業の財務調査依頼を受けたクリスは、不正に気付いてしまったことから、一緒に財務調査にあたっていた経理担当の女性・デイナともども、命を狙われる羽目に。当然、クリスを狙う殺し屋たちは手痛い返り討ちに遭う。だが、本作が一味違うのはここから。クリスは幼い頃、自閉症を克服するために軍人の父から徹底的に特殊技能を叩き込まれた。巧みに張り巡らされた伏線がパズルのピースのように嵌まっていくと、物語は意外や意外、クリスばかりかデイナやクリスを追う人々と家族との愛情のドラマへと転じていく。ラストには、不思議な爽快感すら沸き起こる。続きが観たくなる作品だ。

文とイラスト:竹内清人
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!
1968年生まれ。映画宣伝を経て、『戦国自衛隊1549』で脚本家デビュー。現在、平塚の片隅(馬入あたり)で執筆活動をつづけている。オリジナル小説『躍る六悪人』全国書店にて絶賛発売中!

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