
明治から大正にかけ、視覚障害者の教育と自立のため活躍した秋山 博の第15回墓前祭が20日、墓所のある寂静寺(平塚市南金目)で行われた。
秋山氏は幕末に現在の平塚市岡崎で生まれ、13歳で失明し20歳で鍼医となった。その後視覚障害者の自立には教育が必要と盲学校の設立に奔走し、明治43年に今の県立平塚盲学校の前身となる学校の開校にこぎつけた。
100回忌にあたる今年の墓前祭には、平塚盲学校の関係者や同窓会員、それに地域の人ら約90人が参列。その中で、地元の小中学生による福祉をテーマにした作文の優秀作品が朗読された。169点の応募のうち、最優秀賞に選ばれた金目中2年の鈴木唯那さんは、祖母が難病を患っているが外見では分からないことに触れ「見た目で分からなくても助けを求めている人に気を配れるようになりたい」と話していた。
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