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七夕ボランティアってどんな仕事?市内の一大イベントを縁の下で支える

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 平塚市が誇る一大イベント「湘南ひらつか七夕まつり」といえば何を思い浮かべるだろうか。夜空を彩る絢爛な七夕飾り? 活気溢れる露店の数々? 何百何千の人が往来を行き交うパレードや千人踊り? いずれも七夕まつりとは切っても切れない存在だが、そんな華やかな表舞台を裏から支える「七夕ボランティア」が今号の主役。市民主導のまつりになった七夕で彼らは何を思い、どんなことをするのだろうか。

 七夕まつりとボランティアの歴史は古く、1964年にまで遡る。当時はボランティアを募っていたわけではなく、ほとんどが自発的に参加してきた有志。青少年団体などが朝のゴミ拾いを始めたのが始まりだった。その後も駅周辺の飲食店関係者や有志の団体が清掃活動などに従事してきたが、正式にボランティアとして市民参加を求めたのは2003年のこと。ちょうど世の中の流れとして市民参加型のまつりに、というような論調がでてきたころ、当時の行政内の実行委員会が参加を呼びかけた。だが2011年、まつり全体の存続すら左右するできごとが起こる。東日本大震災だ。
市民が主導するまつりに
 この年、一時は七夕まつりそのものの開催も危ぶまれた。だが主催者を市から実行委員会に変更するとともに、震災による電力供給の関係から日程・時間・区域など規模を縮小して開催された。このとき組織された一部門が七夕市民サポーターズ委員会。現在までまつりのボランティアの募集・管理などを行なっている。もともと各種団体がボランティア活動を行なってきた背景こそあるが、参加人数は年々増加。集計方法の変更などもあるが昨年は延べ1,000人以上のボランティアが参加するに至った。
 現在、彼らの主な活動は会場内の清掃活動を行う「クリーンボランティア」、来場者への案内を担当する「観光案内ボランティア」、まつりのメインストリートに掲出する飾りの上げ下ろしを手伝う「七夕飾りボランティア」の3部門。これを市内の青年団体である、平塚青年会議所(平塚JC)と平塚商工会議所青年部(平塚YEG)が取りまとめ、まつりの運営を下支えしている。
市外からの協力も
 17日、彼らボランティアに対する事前説明会が平塚商工会議所で行われた。委員長の秋山 智さんをはじめ、JC、YEGのメンバーらが集まり心構えや実際の業務の手順、注意事項などを伝達した。
 今年初めてボランティアに参加するという市内高校に通う2年生の女子生徒に話を聞くと「学校で参加を呼びかけるポスターを見て、まつりの裏でどんなことが行われているか知りたくて参加を決めました」という。去年に続き2回目の参加だという高校2年生の生徒は「去年は雨で人出も少なかったので、今年はいろんな業務ができれば」と意欲を見せる。さらには遠く横浜から参加を決めた人もいる。横浜在住の50代男性は「数年前に仕事を早期退職して、その後各地のボランティアに参加しています。七夕まつりは過去に2回ぐらい来たことがありますが、今は様変わりしましたね」と笑う。「ボランティアの業務も多岐にわたるので楽しみ」と話してくれた。
 多くの市民の手によって運営される現在の七夕まつり。市民サポーターズ委員会に限らず、他の委員会も多くは市民の有志の手によって成り立っている。彼らのようにまつりを裏から支えている人たちの存在があるからこそ、毎年100万人を超える人が訪れる関東でも屈指のまつりが開催できると考えると、まつりに対する意識も少し変わるのではないだろうか。
ボランティアに関する問い合せ
同実行委☎︎22-2510(平塚商議所内)
【写真】
昨年以前のボランティアの様子(委員会提供)
【写真下】
会場を回りゴミを集める(委員会提供)/説明会の様子/委員長の秋山さん

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