平塚市の専門学校生・桑本真綾さん(18)が、今月初めて開催された「FIRS世界ローラーダービー選手権大会」に日本代表チームの一員として初出場した。
ローラーダービーは、ローラーシューズを履いた5人ずつのチーム2つが同時に楕円のトラックを周り、得点役(ジャマー)が相手チームの選手を追い越すことでポイントを重ねるというもの。ジャマーが味方の助けを受け滑りながら相手チームのブロックをかわすなど、スピード感あふれるローラースポーツの一つである。
桑本さんは中学3年の時、プロのスケートボーダーである兄の透伍さんの練習について行った先で、ローラーダービーの元となったローラーゲームというスポーツを試しにやってみないかと声をかけられた。それまでの習い事はどれも長続きしなかったが、これは違った。転んで傷だらけになりつつ20代から70代の仲間と一緒に滑り方やルールを一から教わる中で、世代に関わらずプレーできる楽しさを感じられた。また、試合ではスピードだけでなく滑るコースを選ぶとっさの判断力や瞬発力も必要なところが面白く、はまっていったという。
その後、平日の放課後には自宅前で、週末には海老名や都内などで練習を続けて力を付けてきた。昨年はアメリカでの試合にも出場するなど経験も積んだ。
そして、ローラーゲームをより安全にしたローラーダービーの世界選手権が今年初めて開催されることになり、桑本さんは得点役のジャマーとして代表チームの一員に選ばれた。中国・南京での大会(8月31日~今月5日)には米など4チームが出場し、日本チームは力及ばず4位。しかし桑本さんは「体格の大きな選手と戦うのは思った以上に難しかったが、日本にも小柄さを生かして相手をかわす技術があった」と振り返った。そして、同世代の人にこのスポーツを知ってもらい一緒にプレーしたい、さらに選手層がまだ薄いので今から始めても世界を狙えると呼びかけている。
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