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土屋妙圓寺が秘法「浴酒供」行う 先月の巳の日含む8日間で

1103 2面 妙圓寺1 “土屋の弁天さん”として地元民はもとより多くの人に愛されている平塚市土屋の妙圓寺(池田正顕住職)で、先月21日から28日にかけて「浴酒供」が行われた。
 浴酒供はその名前の通り、辯財天の化身である秘仏宇賀神王のご尊像にお神酒をご頭頂から注ぐ、という秘法だ。妙圓寺ではもともと毎日の弁天供、巳の日に行われる護摩供を行なっていた。浴酒供はこれらの手法より、位が高いものだという。初めて浴酒供を行なったのは今から3年前。それ以前から池田住職は師から「これだけ立派な宇賀神様であれば浴酒供をやってあげなければ」とは言われていたものの実現には至っていなかった。「8日間連続で行うでしょ。檀家さんがいらっしゃるとなかなか時間的な余裕もなかったりしてね」と池田住職は振り返る。「いろんなタイミングがうまく重なり、今こうしてできていることはありがたい」と話す。浴酒供は真言を唱え印を結び、煩悩を取り払い、仏様に近づいた上で、銘香を入れ、最高の水、最高の米で作るというお神酒を注ぎながら所願成就を祈る。最終日となる結願の座には洞穴内に入りきれないほどの人が集まった。
 「例えば初弁天は比較的華やかな雰囲気だけど、浴酒供は祈りを捧げるという気持ちが大きくまた違う空気ですね」と池田住職。「真剣な中にピリッとした空気や穏やかな空気が流れてとてもいいものだった」と振り返ってくれた。

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