山田流の箏曲家で東京芸術大学教授も務めた故・増渕任一朗(じんいちろう)さんの記念資料室が15日、平塚市内に開設された。
これは、15年前に亡くなった任一朗さんの多くの資料を次の世代に残したいと、妻の陽子さんが中心となって開いたもの。以前から資料室の開設を考えていたものの、平塚市内に移り住んだ2年前には諦めていた陽子さん。しかし小さな演奏会を行うなど少しずつ地域の人と繋がりができる中で「知恵を借りて歩み始めてみよう」と気持ちが前向きになったという。
そこで自宅の一角を利用して、演奏記録や愛用の楽器、作曲した楽譜などを展示。15日のオープニングでは任一郎さんが作った曲を陽子さんが演奏し「夫の追い求めた音楽を心の中に留めて頂ければ幸いです」と挨拶した。◇問い合わせ=同資料室☎050−7109−0042(平日10~16時)︎
【写真】任一郎さんの曲を演奏する増渕さん
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