平塚市民病院で行われる医療情報を一般に紹介することを目的とした書籍「そばに寄り添い、ともにたたかう平塚市民病院の最新医療」が11日に出版された。
同書は「平成29年4月1日に神奈川県から指定を受けた救命救急センター」「開設以来、6,000例以上の心臓血管手術を行っている心臓大血管センター」「平塚市の子育て環境を支える周産期医療」などの6つのトピックスに加え、「戦国武将から考える高血圧診療」(腎臓内分泌代謝内科)、「肺がん治療は進歩しています」(呼吸器内科)、「心筋梗塞で死んでたまるか」(循環器内科)、「食物アレルギーは食べて治せ」(小児科)などのテーマによる科別の最新治療のレクチャーなどを掲載。また看護部、薬剤部、栄養科などのチームの紹介ページなどもある。いずれも各科の医長や部長など、実際に現場にいるスタッフらが、ともすると専門用語の羅列になってしまいがちな医療情報を平易にわかりやすく伝えてくれる内容となっている。
発行元のバリューメディカルは全国の病院で同様の書籍を出版した実績があり、県下では初の出版となる。担当者は「(病院ごとの)地域色を出して情報を提供したい。ホームページや専門書ではなく、本として出すことで理解を深めてほしい」と話している。
初版は3,000部で、そのうちの2,000冊は平塚市医師会、平塚歯科医師会、平塚中郡薬剤師会に献本される予定。会を通じて地域の診療所やクリニックに配架してもらい、それを読んだ医師や患者に市民病院で提供される医療を選択肢に加えてもらいたい考えだという。また、一般書店や病院内の売店でも販売され、定価は1,200円(税別)、A4版124ページとなっている。企画・出版に関する費用は約734万円だった。
◇問い合わせ:病院総務課☎︎32−0015
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