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魔法に魅せられプロマジシャンに 喫茶シャポー3代目 原久一郎さん

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 今から40年近く前、1人の少年が“魔法”にかけられた ──。喫茶シャポー(紅谷町4-7)の3代目、原久一郎さん(43)。またの名を「マジシャンきゅう」。彼にかかった魔法は時を経ても解けることなく、今度は彼がマジシャンとして人々に魔法をかけ続けている。

 原さんとマジックとの出会いは保育園児のころ。通っていた園でマジックショーが行われたが運悪く見ることが叶わなかった。だが出演したマジシャンが顔見知りのおじさんだったため、近くの公園で見せてくれとせがんだという。その時、何もないはずの所から赤いハンカチが出てきた。この時の感動が今も彼を動かす原動力になっている。マジックの魅力について「魔法にかかること」と原さん。タネや仕掛けはあるが、魔法の様に不思議なことが目の前で起これば人は驚き、興奮し、感動を覚える。「絶対にマジシャンになる」と幼心に決めたという。
マジシャンである喜び
 元来、多趣味で色々なことに挑戦してきたが、いよいよ18歳の時に独学でマジックの修行を始めた。種類はカードや身の回りの物を使うテーブルマジックからステージ用の大掛かりなものまで幅広い。「都内のバーやクラブで、覚えては披露しての修行時代が懐かしい」と当時を振り返る。24歳のころ、実家の喫茶店を手伝うために帰郷。だが情熱は衰えることはなく日々の練習に打ち込み続けた。現在は「Mort湘南」を結成し、グループでもステージに立つなど活動の幅を広げている。演じる場所は保育園や小学校、企業のイベントなど様々。今も週末はプロとしてどこかしらの舞台で驚きと感動を届け続けている。喫茶店との“2足のわらじ”については「つらいとは全然思わない。多くの人に喜んでもらう点においては、喫茶店もマジシャンも変わらない」とにこやかに話す。
夢は叶う
 子どものころに描いた夢を叶えた原さん。「夢は必ず叶うと思ってきた。人に強制されたものじゃなく自発的にでてきたもの、それが僕にとってはマジックだった。それこそ“やる気スイッチ”みたいなものがONになれば、人はなんだってできると信じている」とその眼差しは真剣。夢を叶えた今も、好奇心はとどまるところを知らず、現在は「脚本家になりたい」という。「もうやりたいことがどんどんでてくる」と頭を掻くが、どこかそれ自体を楽しむ様に少年のような笑顔を見せる。幼いころにみた夢を追い続けて40年。原さんにかかった魔法はとけることがない。「マジックには夢を与えられた。今度は私がそれを返していかないと」。これからもマジシャンとして多くの人を魅了し続けていく。
喫茶シャポー
TEL 21−1024
住所 平塚市紅谷町4−7
営業時間 8時〜21時
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画により制作しました。湘南チャンネル(CATV002ch)で放送中の「情報カフェ! 湘南館ワイド」では、井出アナのマジック挑戦の様子などをお送りします。今回の番組は3/26(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。

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