朗読の愛好家から初心者までが自分の持ち寄った作品を次々に読み上げる「朗読マラソン」という催しが、今月21日(土)に平塚市の八幡山の洋館で開催される。
2年前に始まり今回で5回目。市内で活動する朗読グループのメンバー朝倉輝美さんが以前横浜市での催しに参加し、バラエティに富んでいて面白く平塚でも開いてみたいと思っていたという。その後、グループには入っていないが朗読をやってみたいという声を聞くようになり、別のグループの人らに声をかけて「朗読マラソンの会」を立ち上げ、試しにやってみようと始めた。
いわゆる朗読会は5人程度の小規模のものが多いが、この催しは毎回15人から20人ほどが参加。1人10分以内で、小説や詩、絵本から評論、新聞記事まで自分の好きな作品を読むことができる。中には自作の詩を読み上げた人も。朝倉さんは「普段自分が読まない作家の作品に出会えるし、新しい表現の仕方に気づいて自分の朗読の幅が広がりました」とこれまでを振り返る。
会のメンバー熊澤秀子さんは「聞く人の顔を見ると反応が分かります。良い作品を皆さんにお届けして少しでも感動してもらえたら嬉しい」と朗読の魅力について語る。
また林 朋子さんは「声に出して気持ちいい文章と読んで面白い文章は必ずしも一致するわけでなく、例えば文語体の文章は良いリズムがあり声に出すと気持ちがいいんです」と作品の選び方についてアドバイスする。そして「うまく読む必要はなく、声を出してみて楽しいと参加者に思ってもらうことが一番大切」と話している。
聞くだけの参加も可能。熊澤さんは、こうした場で上手な人の朗読を聞くと聞きやすい発音の方法などが分かるので、「人のを聞くのも大事です」と言う。肩肘張らずに和気あいあいとした雰囲気の中、新しいジャンルや作品そして朗読の楽しみに出会えるかもしれない。
◇第5回朗読マラソンへようこそ◇日時=4月21日(土)13時30分~16時30分(出入り自由)◇場所=八幡山の洋館◇参加費500円(茶菓つき)、朗読希望者は先着15人程度(13時15分より受付)。
◇問い合わせ=朝倉さん☎︎94−8638
【写真】打ち合わせをする朗読マラソンの会のメンバー
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