女子テニスダブルスで全仏オープンに出場していた穂積絵里(24)、二宮真琴(24=ともに橋本総業)組が10日、決勝戦で第6シードのバルボラ・クレジコバ、カテリナ・シニアコバ(ともにチェコ)組と対戦し、3−6、3−6で敗れた。平塚出身の穂積選手の地元では、なでしこ公民館で急遽パブリックビューイングが実施され、友人やテニス関係者、近隣住民など約120人がフランスのセンターコートに向けてエールを贈った。
そうした中この「エリマコ」ペアが快進撃を見せた。ノーシードで4大大会の1つを勝ち上がり、日本人ペアでの4大大会優勝こそならなかったが、日本女子ペア初の準優勝という偉業を成し遂げた。
決勝では第1セット第1ゲームでブレークに成功するも、その後はチェコペアに圧倒されストレート負け。それでもテニス界を明るくする話題に、平塚市テニス協会の中田 勉会長は「錦織選手が怪我で調子を落としてきたところに新しいヒロインが生まれた。世界のトップとの差はほんのわずか。ウィンブルドン、全米と試合は続くが頑張ってほしい」と悔しさを滲ませながらも2人を讃えた。
小学校時代からの同級生で、穂積さんが地元にいる際にはよく顔を合わせるという友人らも手製のうちわなどを持って応援。試合後は悔し涙を流す姿も見られたが、「まずはお疲れ様と言ってあげたい。次こそは優勝できる」と労うとともに竹馬の友が成し遂げた快挙に喜びを見せた。
穂積さんは8歳のころにテニスを始め、平塚市立なでしこ小学校、市立浜岳中学校を卒業。高校進学後の17歳でプロに転向し、16年のリオデジャネイロ五輪にも出場している。
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