発達障がいや不登校などに悩む子どもの支援のため、教員や保護者らで作る市民活動団体「しえんのまなび舎」が16日、通常よりも学習面でのサポートが必要な子どもへの教え方についての勉強会を開催した。
この団体の代表は、30年以上にわたって小学校の教員を勤め支援級での経験も長い髙梨聡美さん。様々な課題を持つ子どもの支援のヒントについて、保護者と教員、支援スタッフら多くの人が一緒に学ぶ場を作りたいと周りに呼びかけ、昨年10月に団体を設立した。
これまで子育て懇談会や勉強会などを開催。懇談会には、小田原や鎌倉など市外からも含めて15人ほどが参加している。会員で支援級に通う子どもがいる濱田麻紀さんは、活動を通じて「子どものことを熱心に考えてくれる先生がたくさんいる」と実感したという。そして「親の悩みに対して、支援の経験のある先生がアドバイスしてくれヒントをもらえた」と話し、保護者と教員らが共に考える機会が新たにできたことを喜んでいる。
この日ひらつか市民活動センターでは、ひらがなの書き取りで子どものつまずきをチェックするテストについての勉強会が行われた。教員や支援級のスタッフと保護者など21人が参加し、髙梨さんがテストの方法や結果から分かるつまずきの理由を解説した。また小さい「っ」「ゃ」などを含んだ間違えやすい単語を正しく書くための指導法についての説明も行われた。参加した保護者は「子どもがつまずいている部分や、それをどう教えたら良いかが分かった」と話していた。
髙梨さんは支援の必要な子どもは障がいがあるとは限らず、家庭の状況や不登校など様々な理由で困難を感じている子どももいると話す。また相談機関に連絡することをためらう保護者も多いと感じるという。そこで気軽に話ができる懇談会などの活動を通じて、子ども1人ひとりに合った教育や支援をみんなで探っていきたいと願っている。
次回の子育て懇談会は、7月13日(金)19時からひらつか市民活動センターで行う。参加料無料。問い合わせ=sien.manabiya@gmail.com、HP:https://sienmanabiya.jimdo.com
【写真】会には学校の先生など多くの人が参加
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