平塚市内の商店主らを中心とした地域活性化団体「平塚あきんど塾」(鈴木 崇代表)と神奈川大学経営学部2年生による連携プロジェクトの成果報告会が16日、ひらつか市民活動センターで行われた。
このプロジェクトは経営学部2年生の教養演習クラス(山岡義卓准教授)が、地域コミュニティの重要性や役割、課題や解決策について、実際のフィールドワークを通じて学ぶべく、あきんど塾と連携して今年4月から行われてきたもの。
学生らはこれまでに数回、同塾メンバーの店舗を実際に訪問し、商品、サービスを体験することで店舗PRや業務改善提案などをレポートにまとめてきた。この日はそれを発表する集大成の日だ。柔軟な目線での自由な発表に同塾メンバーからは「気付かされたことがたくさんある。自身の仕事について再認識させられた」「自分自身、わかってはいるけど手が届かない、という部分を的確に指摘された」といった声が聞かれた。発表した学生の中には、授業で設定されたPRシートと業務改善提案に加えて、自作のポップを実際に制作してきた学生もおり、これには多くのあきんど塾メンバーが唸らされていた。
外部の立場からプロジェクトに参加していたNPO法人ミニシティ・プラスの杉山昇太さんは「中間報告の段階では全体的に“突っ込みどころ満載”といった感じだったが、みなさんよくまとめてきて努力が窺える。プロジェクト自体もメンバーは変わったが2年目に入って、去年と比べても良いものになってきた」と講評した。同様にプロジェクトに参加した神奈川県商業流通課の鈴木博明さんは「現代はコンビニやドラッグストア、ホームセンターでなんでも揃う時代だが、今回の試みを通じて中小企業が豊かな地域社会作りに寄与していることを知ってもらえれば」と話していた。
山岡准教授は「いくつかは前向きに考えてもらえそうな提案もありホッとしている。学生たちもよく頑張ってくれたのでその頑張りがお店の人たちに少しでも伝わればこの先に繋がるのでは」と授業を振り返った。
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