横須賀市で先月開催された、キットから組み立てた水中ロボットを操作して相手チームと競う「水中ロボットコンベンションIn JAMSTEC 2018」ジュニア部門で、平塚市立中原中学校の「チームナカッパ」が初出場ながら3位に入った。
この大会は、国立研究開発法人海洋研究開発機構などが8年前から開催しているもので、今年の同部門には各地の中学・高校・高等専門学校から14チームが参加した。事前に事務局から各チームに対し水中ロボットのキットと製法のマニュアルが無償で提供される。それを組み立てて改造も加えた機体を使い、プールの中でどれだけ多くの缶を回収できるかを競う内容となっている。
同中学校から出場したのは、科学部の大江千歳さん(2年)、青木滉成さん(1年)の2人。キットが届いた7月中旬以降、ロボットが動く原理を学びながら、モーターを動かす基盤をハンダ付けするなどして組み立てを進めた。その際に、内部の部品が湿気で壊れないよう乾燥剤を入れたり、缶を拾うための磁石の数を水中で機体が沈まない程度に増やしたりと試行錯誤を重ねたという。
大会では、競技の前日に運営関係者からアドバイスを受けることができた。その結果、機体が自在に動くようにプロペラの向きを変えたり、機体が傾かないよう発泡スチロールを取り付けて浮力を調整したりして、より操作しやすくなった。
当日は大江さんがスムーズに機体を操作して缶を着実に集め、1・2回戦で勝利。力が入ってしまった準決勝では敗れたものの、慶應湘南藤沢中等部・高等部、早稲田実業高校のチームに次ぐ3位に入った。
青木さんは「自信がなかったがいい成績でびっくりしました」と振り返った。大江さんは「会場で色々教えてもらい理解が深まって楽しかった。人数を増やして来年も出場し、優勝を目指したい」と力を込めていた。
【写真TOP】左から大江さん、青木さん
【写真下】機体の底に付いた磁石で缶を拾う

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