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オーレベルマーレ#823:勝てない時間

 湘南ベルマーレの勝利が遠い。7月のリーグ・カップ戦再開後の10試合は1勝1分け8敗。敗戦のうち7試合は1点差のゲームに涙を飲んでいる。
 8月12日、ホームにガンバ大阪を迎えたYBCルヴァンカップグループステージ第3節。プライムステージ進出の可能性を残していた湘南だが、1−2で敗れグループステージ敗退が決まった。3バックには田中や舘、サイドには畑、前線には大橋といった若い選手が出場し、躍動した。湘南は今季、昨季までの縦に速いサッカーに加え、遅攻を織り交ぜた新しいスタイルに挑戦している。自分たちのペースに持ち込めた試合は、これまでお世辞にも多いとは言えないが、今節は自分たちの求めるサッカーに近づいた時間も多かったように見えた。それは13本というシュート数にも、コーナーキックやフリーキックの数にも表れている。
 だがそれだけのチャンスを得ながら、という結果だった。決定力不足と言ってしまえばそれまでだが、浮嶋監督が「勝負が決まる瞬間のところのプレーであと10cm頑張るといった部分が足りなかった」と振り返ったのが全てだろう。夏の連戦は続く。前を向いて闘い続けるしかない。

【写真】右サイドで奮闘した畑(左)、高3ながら堂々とプレーした田中(右上)、得点を決めた山田直輝(右下)

TEXT:名久井啓祐(本紙編集部) 写真提供:湘南ベルマーレ

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