大磯発、東北復興支援の作品展 「ミネルヴァのふくろうと明日の日本」
文化芸術による東北の復興支援を目的とした「ミネルヴァのふくろうと明日の日本」作品展が大磯町で開催されることを記念して19日、大磯町郷土資料館で作品展のキックオフイベントが開催された。
「ミネルヴァのふくろうと明日の日本」は前文化庁長官近藤誠一氏が日本経済新聞に連載したエッセイをまとめた本。さらにエッセイごとに日本を代表する21人の芸術家が作品を寄贈している。近藤氏は本の売り上げを、芸術家らは作品を提供する形で復興支援に取り組む。さらに星槎グループの学校法人国際学園は芸術家らの作品を購入することでこの活動に参加した。加えて世界こども財団ではレンゴー株式会社から寄附された組み立て式募金箱の創作を通じてこの活動に参加。文化芸術を軸に個人や団体がそれぞれにできる活動をすることで復興支援の1つのあり方を示そうとしている。
大磯町の中﨑久雄町長は「品物での支援はもちろん大事だが移ろいやすい。継続性がある文化事業支援のキックオフの地が大磯であるということが意義深い。人の交流などに発展していくことを含めて続けていければ」と話す。著者である近藤氏は「『有る』ものだけでなく、それを取り巻く文化のように『見えないもの』に価値を見いだすのが日本人の伝統的思想。思想の普遍性を伝えたい」と語った。
「ミネルヴァのふくろうと明日の日本」作品展
会期:9/8(日)〜9/29(日) 会場:大磯町郷土資料館
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