カテゴリーから選ぶ
カテゴリーから選ぶ
ニュース |2013.08.09

ひとつの道場からふたつの挑戦柔道部と剣道部が関東大会へ 浜岳中

タグ


 平塚市立浜岳中学校(今井良男校長)の柔道部と剣道部が先月に行われた県大会で優秀な成績を残し、揃って関東大会への出場切符を手に入れた。
 40人の生徒が所属する同校柔道部は、今年、27人が県大会へ臨んだ。個人戦では4人が優勝、計20人が5位以内に入賞した。団体男子は、準決勝で東海大相模に全敗するも、関東大会出場決定戦で勝ち4年連続の出場。団体女子は、10年連続優勝の相模原市立相原中学校を破り悲願の初優勝、7年連続出場を決めた。同部顧問の柏木教諭は「ケガが多い中、結果を残したことは褒めてあげたい」、千葉有香教諭は「好成績にも関わらず悔し泣きする生徒が多かった。次の大会で晴らしてほしい」。技術指導は「地域指導者」として外部に依頼している同部だが、ひとりの地域指導者は「忘れ物をしないとか嘘をつかないとか、日常の学校生活における精神面を顧問の先生が鍛えている。だから我々指導者がいないときでも、子どもたちでしっかり練習し、お互いに高め合っている。サボっていたら強くなりませんからね」と生徒らを評価している。
 また、34人の生徒が所属する同校剣道部は、ベスト6までが関東大会出場校となる県大会の団体男子において、準々決勝で敗退するも出場決定戦で勝利し、悲願の32年ぶりとなる出場権を手にした。顧問の坪井道洋教諭は「休日も遊ばずに練習し、そして当日の体調も良かったことが今回の結果に表れたと思う。地域指導者の先生や保護者の協力があったからこそ」。同部も、地域指導者に技術指導を依頼している部活動だ。指導者である同部監督の細川 淳さんは「精神面、技術面は元々できているので、あとは試合で精神と技術をどうコントロールするか、を重点的に指導してきた。それと団体競技なので、和をもってチームで戦おうと常に言ってきたことが結果に繋がったのでは」。また細川さんは「同じ武道として、日頃、隣で練習する柔道部と地域指導者を見て勉強させてもらっています。良い指導法は剣道部にも取り入れていきたい」とも話していた。同じ校内にある道場で隣同士、日々武道に励む部活動がこの夏、それぞれの栄光をつかむ。

タグ
facebookシェア twitterシェア lineで送る
オンラインマガジン

湘南ローカル情報を日々更新中!

いますぐ使える 最新クーポン

色々な所で使えるお得なクーポンを発行中!

その他のクーポンをもっと見る
湘南ジャーナルDB 湘南のお店情報をまとめて掲載!
湘南ジャーナル まちナビ 最新情報

湘南のお店情報をまとめて掲載!

スタッフブログ

編集部情報を毎週更新でお届けします。

運営からのお知らせ

PAGE TOP