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ニュース |2013.11.01

落合市長が土地問題について釈明購入時と同じ金額で処分する意向

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 落合克宏平塚市長は、先月23日に開かれた10月定例市長記者会見の後で、現在まちづくり計画が進む「ツインシティ大神地区」内の土地984㎡を、自身が市議であった平成22年に妻名義で購入していた件について触れ、今後の対応を表明した。
落合市長は「まず、今回の件に関しまして市民の皆様、また、関係される多くの皆様に、ご心配をおかけしました。また、混乱を招いてしまいましたことに関しましては、お詫びを申し上げます」と述べ、土地の今後の対応については「今般の土地の所有は、法令的(農地法)に抵触することはないと認識しておりますけれども、私の親族名義で所有する土地のことでツインシティ推進事業の円滑な進行、事業の遂行を妨げることがあってはならないと思っております。そういうことから、当該土地の所有権を移転して、処分することと致しました」と意向を示した。
売却に関しては「前の所有者に同じ条件、同じ金額で戻すのが一番良い」としているが、農地法の制約もあり難しいため、他の人物での検討を進めているという。前所有者は、落合市長の小中学生時代の同級生であり、諸事情を抱え、平成21年の暮れから22年の頭にかけて再三「農地を売ってお金を作りたい」との申し出があったという。農地法により、農地の取得・移転は農業従事者しかできないため、農業従事者である市長に話がきたとのことで、市長は「大変苦慮しましたが、友人の強い依頼を受けて購入しました」という。また、「友達を助けるため」「甘いと言われればそれまでですが、当時2人の中でツインシティ計画の件は頭になく、話にも出ず、投資的な意味合いではありませんでした」と、購入動機が心情的な部分にあった点を強調した。
土地を妻名義で購入した件については、「決して隠すとかそういうつもりは全くありません。我が家も農業を営んでおり、(農業従事者である)父も母も、分散して土地を持っていく、という経緯がありました。当該の土地につきましても、農業従事者である家内の名前で所有し、現にこの3年間(妻がその土地を)耕作しています」と説明した。
最後に「結果として、疑念を持たれてしまったのは申し訳ないことと思っています。まちづくり(ツインシティ)の必要性をずっと訴えてまいりましたが、皆さんにご理解をいただくためにも、今の状況が良いとは思っておりません。これ(土地問題)を何とか対処して、まちづくりを進める上で支障になるものは排除していきたいというのが今の考えです」と締めた。

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