カテゴリーから選ぶ
カテゴリーから選ぶ
コネクト |2014.04.04

コネクト:しまむらと進和学園の連携事業が前進 長持店を皮切りに植樹はじまる

タグ

0404コネクト域密着型スーパーを展開する株式会社しまむら(島村孝征代表取締役社長)と、障がい者の社会参加を推進する社会福祉法人進和学園(出縄雅之理事長)は先月25日、緑地帯づくりの植樹をしまむらストアー長持店で実施した。長持店を皮切りに旭店、田村店でも同様の植樹が予定されている。元々進和学園は利用者の施設外就労等でしまむらストアーとの事業連携を行ってきた。しまむらは店舗でのバックヤード作業や環境整備作業などを同学園の在宅就労支援窓口である株式会社研進(出縄貴史代表取締役)に発注している。障がい者が作業をしている時にスーパーの利用者に声をかけられるなど、「社会の一員」として、徐々に定着を見せているという。
 植樹イベントは同学園の「いのちの森づくり」プロジェクトの一環として、事業連携を象徴するようなものになった。プロジェクトでは横浜国立大学の宮脇 昭名誉教授が提唱する潜在自然植生理論に基づき「その土地本来の木による本物の森づくり」を目指し、学園の「どんぐりグループ」がポット苗を栽培している。このプロジェクトで出荷された苗はこれまでに13万本を数える。今回、長持店には14㎡の土地に26種、112本の苗木が植えられた。自然に近い形を再現するための植樹の方法として混植・密植が採用されている。植えられた苗木は成長しても最大で3m程度の常緑の低・中木。土地の周囲には花や実が綺麗なものを選ぶなど、混ぜ植えしている中にもこだわりがある。緑地帯の一角には学園の陶芸班が制作した陶板が設置されている。陶板は四季をテーマに制作されており、草花や虫、小動物等が描かれている。下段には長持店店長の大友康弘さん直筆の「感謝」の文字が書かれたパネルが目を引く。
 大友さんは「この緑地帯にはいろんな木が植えられている。背の高い木もあれば低い木もある。花が綺麗なものもあれば実が綺麗なものもある。そういう風に色々な樹木が共存できる世界の様に、障がい者と健常者が共に生きることができる社会が実現できれば。実際に長持店ではそれが出来つつある」と展望を語る。緑地帯を現実社会になぞらえた想いが「感謝」の2文字に込められている。

タグ
facebookシェア twitterシェア lineで送る
オンラインマガジン

湘南ローカル情報を日々更新中!

いますぐ使える 最新クーポン

色々な所で使えるお得なクーポンを発行中!

その他のクーポンをもっと見る
湘南ジャーナルDB 湘南のお店情報をまとめて掲載!
湘南ジャーナル まちナビ 最新情報

湘南のお店情報をまとめて掲載!

スタッフブログ

編集部情報を毎週更新でお届けします。

運営からのお知らせ

PAGE TOP